手打ち蕎麦

店主の湯口千尋でございます。
森の館では、打ち立てで美味しいおそばをご賞味いただこうと、私が毎日心をこめて手打ちしています。
そば打ちはもちろんのこと、秘伝のかえしも材料にこだわって作っています。つゆは、そばに合うようにと思考錯誤した結果うまれた「濃いめの甘め」。 そばはもちろんの事、このそばつゆの味が好きで、常連になっていただいている方もいらっしゃいます。

1 練り込み

そば粉に水分をしっかりと吸収させ、そば玉の中の空気を抜くために手のひらで練り込みます。練る回数は決まっていませんが、モチモチした感触の固さになるまで行います。風味をそこなわないため、練りが終わってから寝かさないのも大切です。

2 のばし

まずは手のひらで、そば玉の中心から厚さが均等になるように延ばしていきます。
次に麺棒を使ってのばしていきます。麺棒に巻いた生地は、軽く体重をかけてたたくようにころがしていきます。

3 たたみ・切り

のばした生地に打ち粉を多めにふり、たたみます。
切る時は、タンタンと包丁が切り板をはっきり打つ音がするように、リズミカルに切り進みます。切り方で、そばのコシや味が引き立ちます。